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ワイズメディア最新号

差がつくのは後半より前半 早めに「受験モード」に切り替えを

2018年3月号ダウンロード

平成30年度の入試が終わり、受験の主役が交代します。4月からは、いよいよ現2年生の皆さんが受験生と呼ばれるようになります。
本紙では入試本番まで、その時々に受験生が必要とする情報をタイムリーにお届けして行きます。
皆さんがそれぞれ最高の結果を出してもらえるよう応援します。

2月27日、神奈川県公立入試・共通選抜の合格者発表が行われました。この後、定通分割選抜、二次募集が行われますが、平成30年度入試日程はほぼ終了し、舞台は現2年生を対象とする平成31年度入試へと移っていきます。
なお、皆さんは1年後の平成31年4月の高校入学予定者となりますから、そのための入試ということで年度としては一つ先の平成31年度入試という呼び方をします。
さて、今号では約1年後に迫った高校入試本番に向けて、皆さんが、今すぐ、あるいは3年生の前半に何をしておくべきかについて、基本的なことをお伝えしておくことにします。

前半の大きなテーマは学校情報の収集
前半の大きなテーマは、学校情報の収集です。
志望校の決定は後半に入ってからでも十分間に合いますが、そのための情報収集はできるだけ早い時期からやっておくべきです。
情報の集め方はいろいろありますが、大事なのは「自らの行動によって集める」ということです。今はスマホなどを使えば、いくらでも情報が集められます。そして、それらの情報も有益ではありますが、実際に学校に行くことによって、自分自身で情報を集めることが重要です。進学率など数字で表せるものは、ネット情報でも足りますが、学校の雰囲気や、先生や生徒の様子などは、行ってみなければ分かりません。

必要な入試情報はそれほど多くない
皆さんが集めなければならないものとして、入試の制度や方法、募集人員や倍率、入試問題の内容や選抜方法といった入試情報がありますが、公立の場合であれば、これらは、だいたい夏休み前までには発表されます。そして、その数はそれほど多くはありません。特別な努力や、特別な方法によらなくても情報は普通に集められますから、あまり心配し過ぎないことです。

早めに学習スタイルを確立した人が勝ち
皆さんの中には、「受験勉強って、どうやったらいいの?」と思っている人が多いと思います。
受験勉強というのは、日ごろの学校での勉強とやや異なる要素もありますが、基本的には学校の勉強の延長線上にあるものです。二階建ての家に例えれば、学校の勉強が一階で、受験勉強が二階です。つまり、一階のない二階だけの家がないのと同様に、学校の授業を前提としない受験勉強などあり得ないということです。
「3年生になったら、さっそく受験勉強」。
心意気は買いますが、その前に予習復習を含めた授業の受け方から見直しましょう。
予習・授業・復習という学習スタイルをすでに身につけている人は心配ありません。そういう人は今すぐにでも受験勉強に入れますが、そうではないと自覚している人は、なるべく早く学習スタイルを確立しましょう。

入試問題は今すぐ見ても早過ぎることはない
公立高校の入試問題(共通選抜・学力検査問題)については、すでに神奈川県教育委員会から発表されておりネットで見ることができます。
約1年後に皆さんが挑む入試問題は、どんな姿をしているのか、解けるか解けないかは別として、すぐに見ておいたほうがいいでしょう。これから先、どんな勉強をしたらいいかのヒントになるはずです。また、1年2年の学習内容からも出題されていますから、現時点における自分の実力の確認にもなるでしょう。

授業こそ「思考力・判断力・表現力」を鍛える場
これからの高校入試では、大学入試が変化するのに伴い、ますます「思考力・判断力・表現力」が求められるようになるでしょう。もちろん、知識も重要ですが、ただの暗記ではなく、一つ一つの知識に対するより深い理解が求められることになります。
「思考力・判断力・表現力」を鍛えてくれるのは学校の授業です。良い答案を作る技術は問題集などで得られますが、その元になる力は授業でしか身につきません。これまで以上に授業を重視しましょう。
今後本紙では、その時々に必要な入試情報、学校情報、イベント情報などを発信して行きますので、受験のナビゲーターとしてぜひ活用してください。